事業案内
2025年および2040年をキーイヤーとする超高齢社会に向けて、地域完結型医療、地域包括ケアシステムの構築が急がれます。第28回JA全国大会では、「豊かで暮らしやすい地域社会の実現」を掲げ、農協グループが総合事業を通じて組合員・住民のための生活インフラ機能の一翼を担い、地域活性化を進めていくことが決議されました。厚生連・農協が連携した医療・介護・健康づくりは、安心の地域づくりの大きな柱です。文化連は、以下の事業を通じて、安心の地域づくりに貢献していきます。
文化連では、協同組合の要である教育活動として、会員向け研究会・研修会を重視しています。国は、地域医療構想、医師の働き方改革、医師偏在対策の「三位一体改革」のもと、病院の機能分化・再編を本格化させようとしています。こうした医療・福祉の急速な情勢変化に対応して、『厚生連医療経営を考える研究会』、『厚生連病院と単協をつなぐ医療・福祉研究会』、『協同組合(地域包括ケア)フォーラム(共催)』などの研究会を開催しています。
『厚生連医療メディエーター養成研修会』、『厚生連診療情報管理士研究会』など専門的な研修会も開催しています。
1950年より、機関誌『文化連情報』を月刊で発行し、医療介護制度改革、地域連携、地域づくり等をテーマとして、幅広い情報提供と会員間の交流を図っています。2019年11月には創刊500号を迎えました。
子会社の㈱カインズ(本社:東京都渋谷区代々木)は、会員の地域医療支援病院や介護施設・事業所等と連携して安心の地域づくりに貢献する直営事業を進めています。神奈川県相模原市にある調剤薬局「森のくまさん薬局」を運営し、同市橋本地域の患者様を中心に、毎月約5000人の方にご利用いただくなど地域医療と住民の健康づくりの一端を担っています。また会員の事業エリアの提携薬局等への医薬品等の供給を通じて、組合員・住民の健康を支えています。