手術支援用ロボット(ダヴィンチXi)の導入について
秋田県厚生連 大曲厚生医療センター
当院は秋田県南地域において、最も多い年間2000件を超える全身麻酔下手術を実施しており、より高度な医療提供が求められております。そのような中、2月中旬に患者様への負担が少ない低侵襲の術式として注目されている手術支援用ロボット(以下ダヴィンチ Xi)を導入しました。
ダヴィンチ Xiの導入は、秋田県内で、秋田大学医学部附属病院と市立秋田総合病院に続き3施設目で、県南地域では初めての導入となりました。
この手術支援ロボットは立体的に映し出される拡大視野により、人の手のような繊細な操作が可能であり、従来の腹腔鏡下手術などでは不可能であった複雑な手技が可能となります。また、低侵襲な手術が施されるので患者様の負担も軽減されます。
新年度になり、早速4月2日には1例目となる前立腺全摘出術を実施するなど、運用は順調に進んでおります。今後も患者様の健康維持につながるような先進医療を地域に提供して参ります。
(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 淡路 明美)