医事課業務改善への取り組みと報告会の開催
秋田県厚生連 能代厚生医療センター
当院の医事課では、令和3年度より入院会計担当事務のチーム制を導入し、業務効率化に取り組んでいます。
医事課のチーム制は、業務ごとにチームで分担することで業務の効率化・標準化等を図ることを目的としました。これまでは、各担当事務でそれぞれの担当業務の全てを担っていましたが、昨年度から「データ入力チーム」と「会計出力チーム」の2チーム構成とし、チーム制を始動しました。結果として、共通業務の標準化を実現し、時間外業務削減を達成することができました。また、業務改善の一環として、退院時会計のフローも見直したことで、退院時会計の当日精算率も大幅に向上しました。
厚生連病院の医事課全体で業務改善に取り組んでいく上で、当院チーム制の実績報告と厚生連病院同士の情報共有・意見交換の場として5月20日に報告会を当院で開催しました。報告会では、当院チーム制の運用方法や導入後の結果、進捗状況、課題点等についての報告を行ったほか、実際の業務現場の見学も行いました。報告会と業務見学では活発な質疑応答がなされ、各病院の業務改善への関心の高さを垣間見ることができました。当院も他病院の現状や取り組みを知ることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
今後も現在のチーム制の更なる改善を図りながら、日々の業務効率化に取り組みたいと考えています。
(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 三浦由佳)