会員ニュース

「災害時における要配慮者への自助力を高める取り組み」研修会を開催しました

山口県厚生連 長門総合病院

近年、大雨などによる災害が増えています。そこで9月13日(金)に地域で暮らす要配慮者の支援に携わる医療・介護従事者を対象に、下関地方気象台の皆様のご協力のもと、研修会を開催しました。まず、知っているようで正しく理解していない気象情報の見方、地域の災害リスク、災害から身を守るための知識についてレクチャーを受けました。参加者からは、地域にどんな危険な場所があるかをハザードマップで事前に知っておくこと、危険度が上がったときにはためらわずに避難行動をすることの大切さが分かったという感想がありました。

グループワークでは「経験したことのない大雨、その時どうする?」をテーマに、時間の経過とともに変化する情報から要介護者の避難の決定、移動方法や避難時に持参するものなどの意見交換を多職種で行いました。まずは自身を守り、支援する要配慮者が安心して暮らせるように、日頃から災害に関する意識の向上に努めたいと考えています。

グループワーク

(山口県厚生連 長門総合病院 看護部 花島まり)