再編成建設工事 本館新築工事（第2期）中間引き取り式
長野県厚生連 鹿教湯三才山リハビリテーションセンター
JA長野厚生連は10月11日、上田市で鹿教湯三才山リハビリテーションセンター再編成建設工事 本館新築工事（第2期）の完了を迎え、厚生連および工事関係者の出席のもと、中間引き取り式を執り行いました。
このたび完成した本館（第2期）は、地下１階、地上3階建て、延床面積約2080.71㎡のRC造で、令和5年（2023年）10月に完成した本館（第1期）と接続してひとつの建物となりました。
1階は北側玄関および義肢の作製などを行う義肢装具室の移設によって機能が充実しました。2階にはMRIやCTをはじめとする放射線科が移動し、診療機能が充実しました。3階は医局が移動することにより、診療機能の集約化が図られ、患者様や職員の利便性が向上することを計画しています。
引き取り式のなかで長野県厚生連 洞 和彦代表理事理事長は、「鹿教湯病院はやるべきことが明確な病院であり、今後ますます重要な役割が求められる。それらの需要に応えるための施設設備として、今回2期建物の引き取りを迎えた。今後は、回復期や慢性期機能の充実に加え、難病をはじめとした特色のある医療機能をより一層発揮してもらいたい」と述べました。
第3期工事は、既存の中央診療棟と東病棟を解体し、外構の整備を行ったのち、令和7年（2025年）7月に2021年から着手した再編成工事の総合竣工を予定しております。
今後も地域の皆様が安心して質の高い保健・医療・福祉を受けられるよう努めてまいります。
（長野県厚生連 事業推進部 業務施設課 山岸 愛）