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令和6年度 栄養科職員研修会を開催

長野県厚生連

JA長野厚生連は11月19日、令和6年度の栄養科職員研修会をオンラインで開催しました。今年度で19回目を迎えるこの研修会は、栄養科職員のスキルアップおよび情報交換と情報共有を目的に、年1回開催しています。当日は、県内の当会事業所の栄養科職員約50人が参加しました。今回の担当事業所の北信総合病院栄養科の宮本亮子科長を中心に、企画・検討を行い、今年度は各事業所からの事例発表と外部講師による講演が行われました。

今年度は「患者給食の質の維持向上のために取り組んでいること」をテーマに、各事業所から事例発表を行いました。人員不足でも継続していきたい献立や取り組み、クリスマスやひな祭りに出されるイベント食の紹介やアンケート結果、調理技術の継承や若手調理師の育成など、各事業所で取り組まれている事例について情報交換を行い、共有しました。

また、講演では株式会社ミールケアの専務取締役で管理栄養士の田子美津子氏を講師に迎え、「人と人をつなぐ持続可能な給食サービス」をテーマに講演をいただきました。今般の給食事情や抱える課題、病院給食に求められるものなど、会社での事例を交えながらお話しをされ、各事業所からの参加者が熱心に聴講している姿が見られました。

参加者からは「各事業所での取り組みが大変参考になった」との感想が多く聞かれたほか、「どのように給食管理や運営をしているか学ぶ機会になった」「各事業所が取り組んでいる事例が多種多様で、当事業所でも早急に対応したい事例があり参考になった」などの意見があり、有意義な研修会となりました。

研修会の様子

(長野県厚生連 事業推進部 業務施設課 山岸 愛)