がん市民公開講座を開催
三重県厚生連 松阪中央総合病院
JA三重厚生連 松阪中央総合病院では3月18日、松阪市のフレックスホテルで令和4年度市民公開講座「がんと生きる」を開催し、135名の参加がありました。
JA愛知厚生連・海南病院 緩和ケア内科の大橋洋平医師を講師に迎え、「『足し算命』で気ぃ楽に~松阪~」と題し、緩和ケア医ががん患者となった経験をもとにした特別講演が行われました。
参加された地域の皆さんの中には、会場での開催を心待ちにしてくださった方も多数おられ、先生のユーモアあふれるお話に熱心に聴き入り、笑い声に包まれる場面もあり、対面開催ならではの醍醐味を感じることができました。
「医師の立場で患者の気持ちを経験された貴重な話をきけてよかった」、「自分も同じがんで闘病中だが、生命を一日ずつ足していく『足し算命』を気ぃ楽に聞かせていただけてよかった。先生の前向きな生き方に感動した」や、「家族が入院中で、どのように向き合うか悩んでいたが、先生の言葉をヒントにかかわっていきたい」といったご意見が寄せられ、がん治療に関する関心の高さが感じられました。これからも会場での実開催が出来ることを願うとともに、がん診療連携拠点病院としての役割を果たすため、地域の皆さんに役立つイベントを企画していきます。
(三重県厚生連 管理部 教来石信彦)