JA健康・福祉フォーラム2024を開催いたしました
神奈川県厚生連
神奈川県農業協同組合中央会と本会が主催となり、令和6年7月10日(水)に神奈川県民ホールにて、「JA健康・福祉フォーラム2024」を開催しました。
この催しはJA健康寿命100歳プロジェクトの一環として、組合員ならびにその家族が健康で安心した生活を送ることを目的に開催されるもので、組合員、青壮年部員、女性部員など総勢約240名の参加がありました。
講演では温泉ビューティー研究家・トラベルジャーナリストの石井宏子氏を招き、「温泉で美と健康を手に入れる~温泉の基礎知識を学ぶ」と題して、目的別の温泉選びの方法や温泉の正しい入浴法などの基礎知識についてご講演いただきました。
伊勢原協同病院 脳神経内科医長の大久保芳彦医師からは「もの忘れについて」と題し、認知症についての事例や、実際に症状の出ている患者のMRI画像を交えながら、そもそも認知症とはどのような状態を指すのか、それにより日常生活にどのような支障をきたすことになるのか、糖尿病や歯周病、難聴、高血圧症、肥満症などの日頃からよく耳にする生活習慣病が認知症にどのような影響を及ぼしているのか、日々の生活の中で、生活習慣病に対してどのように予防対策を行えばよいのかなどの詳しい解説がありました。参加者からは、「身近に感じる話が多く、大変勉強になった」と好評でした。
講演と講演の間の休憩時間では、神奈川県厚生農業協同組合連合会の保健師による「実践!コグニサイズ」と題して、コグニティブ(認知)とエクササイズ(運動)を足し合わせた、頭を使いながら体を動かす運動を行い、参加者と一緒に楽しみながら認知症予防を行いました。
今後も組合員ならびにご家族の方々の健康管理活動と高齢者福祉活動の意識醸成に努めてまいります。
(神奈川県厚生連 総務企画部 企画管理課 増田佳一)