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地域医療を支える新たな力 特定技能制度を活用しバングラデシュから受け入れ開始

茨城県厚生連 茨城西南医療センター病院

JA茨城県厚生連が運営する茨城西南医療センター病院は、医療現場の人手不足解消やグローバル化への対応等を目的に、特定技能外国人の受け入れを開始しました。今回は看護補助者としてバングラデシュから2人が来日し、3月3日から勤務を始めています。

特定技能制度は、一定の技能と日本語能力を持つ外国人が日本で就労できる仕組みです。同病院では今後、特定技能外国人に病棟での患者の食事や入浴の介助、移動補助などを担当してもらう予定です。

上杉雅文病院長は「バングラデシュからお越しいただき非常にありがたい。人手不足解消もさることながら、当院は外国人の患者様が多い地域であるため、病院との橋渡し役としても期待している。」と話しました。

同病院では、まずは特定技能外国人のための研修や支援体制を確立しながら、多文化共生の職場づくりを進める考えです。

左より 飯塚真弓看護部長、特定技能外国人(2名)
上杉雅文病院長、佐藤稔事務部長

(茨城県厚生連 総務部 広報担当 先﨑 理恵)