会員ニュース

心臓いきいき市民公開講座の実施

広島県厚生連 広島総合病院

令和7年4月6日(日)に、広島県心臓いきいき推進事業の一環として、廿日市市総合健康福祉センター(山崎本社 みんなのあいプラザ)で「心臓を知ろう!~健康寿命をのばすために~」をテーマに「心臓いきいき市民公開講座」を開催し、124名の市民の方々が参加されました。冒頭の挨拶で、循環器内科の辻山医師より心不全の早期診断と早期介入の重要性が語られ、コロナ禍を経てついに実現した本講座の意義が強調されました。

第1部では、当院の医師、看護師、理学療法士、管理栄養士による講演が行われ、心不全の予防や進行抑制、日常生活での工夫などが紹介されました。運動は無理のない範囲で継続すること、食事は季節によらず減塩を意識することが推奨され、参加者からの質問にも丁寧にお答えしました。

第2部では、体力測定や塩分チェックを通じて、自身の健康状態を見直す機会にしていただきました。

閉会挨拶では、循環器内科主任部長の荘川医師より「心不全は正しく向き合えば恐れる病気ではない」というメッセージが伝えられ、日々の生活習慣を見直すきっかけとなる充実した講座となりました。

(広島県厚生連 広島総合病院 総務課 多木 沙來)