介護職員研修会開催
福島県厚生連
JA福島厚生連は9月9日に、福島市のJAビルで介護職員研修会を開催し、本会の病院・介護老人保健施設の介護職員など41名が参加しました。今回は3年ぶりの対面研修となりました。この研修会は、介護の現場で働く職員のスキルアップを目的に、介護施設の職員自らが講師を選び毎年開催しています。
講師に坂下厚生総合病院 認知症認定看護師の久和美恵先生を迎え、「認知症のケア―その人らしい生活を支える―」をテーマに講演いただきました。認知症の疾患について(分類等)、認知症のケア、多職種で関わる事の大切さについてなど症例を交えて解説し、後半にはグループに分かれて、認知症高齢者の対応困難事例に対するケア方法を利用者の「思い」を含めて検討し、グループ毎に発表しました。参加者からは「認知症のケアについて改めて学ぶことが出来た」「認知症一人ひとりに合ったケアをするために、背景を理解する事が大切だと思った」「認知症をより深く理解出来た。今後の業務に活かして行きたい」等の声が寄せられました。今後の病院・施設での認知症ケアに活かせる研修会となりました。
(福島県厚生連 業務部 健康福祉課 佐藤 剛)