職場体験学習を開催しました！！
秋田県厚生連 秋田厚生医療センター
当院では、7月7日、地元中学生を対象とした「職場体験」を行いました。今回、中学生が当院を選んだ理由は、「幼少期、お世話になった時の看護師の対応が優しくて、興味を持ったから」、「家族を亡くしたことをきっかけに、人を助ける職業に就きたいと思ったから」など、今後の将来を見据えたしっかりとした思いからでした。
体験の内容は、初めに当院看護副部長から病院の概況について説明を行い、その後、午前中は各病棟へ移動し、病棟スタッフと一緒にベッドサイドへ行き、患者さんのケアの見学、車椅子介助や移送体験、昼食の配膳等を行ってもらいました。初めは緊張した表情でしたが、患者さんから「ありがとう」の言葉をもらい、次第に笑顔が見られました。また、一生懸命頑張っている学生たちの姿を見て、ニコニコ嬉しそうにしていた患者さんの姿も印象的でした。
午後からの質疑応答では、医療職の魅力や資格を取る上で必要なことなど、将来に向けた積極的な質問が聞かれ、心強く感じました。最後に、参加した学生から、「看護師の仕事は患者さんと関わる時に寄り添うことが大切だと感じ、より看護師になりたいという気持ちが強くなった」、「病院では看護師以外にも沢山の職種の人が働いていることを知ることができたので、将来の参考にしたい」などの感想が聞かれ、病院のことを知ってもらい、身近に感じてもらえたのではないかと思いました。
人口減少が進む中、今回当院を選んでくれた生徒の中から、未来の秋田県の医療を担う人材が一人でも多く生まれるよう心から願っています。
（秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 斎藤美翔）