当院の5S自慢
秋田県厚生連 秋田厚生医療センター
厚生労働省が位置付けた、患者の安全を守るために全ての医療関係者が協働して医療安全に取り組むことを目的とした医療安全推進週間において、当院では院内各部署の5S自慢を募集しました。
5Sとは「整理・整頓・清掃・清潔・躾(習慣)」のことで、「安全」「効率的」「快適」の3つを目標としており、医療安全の指標となるものです。
今回の取組みは、日頃の活動において「ここに力を入れている」「ここだけは他部署に負けない」と自負する内容を各部署から募り、院内掲示を行って、職員による投票にて優秀作品を表彰するものです。
募集後は、あっという間に各部署から日頃取り組んでいる内容が提出されました。その自慢の数々は、外来通路に掲示され、職員や患者さんが足を止めて熱心に見入っていました。
普段、会議やミーティング等で周知されている5Sであっても、改めてその活動内容がイラストや装飾文字で目を引く魅力的な掲示として可視化されたことで、職員一人ひとりが医療安全について再認識する大変良いきっかけとなりました。
多数の応募の中、栄えある院長賞に輝いたのは栄養科部門でした。「身だしなみを徹底して安心安全な給食の提供を目指す」と題し、「5羽の鳥」が「5Sにトリ組んでいる」模様を表現した内容です。日頃の成果が認められ、栄養科スタッフは、今後の5Sの取組みに向けてますます励みになったようです。
今後も院内全体で、安全安心な医療の提供を目指して取り組んでいくことを認識した医療安全推進週間でした。
(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 三浦由佳)