地域医療連携親睦会を開催しました
秋田県厚生連 能代厚生医療センター
9月7日、能代市のプラザ都にて『能代厚生医療センター 地域医療連携親睦会』を開催しました。
新型コロナウイルスの影響により約4年ぶりの開催となり、地域の医療機関(歯科含む)から29名、当院から医師・コメディカル・事務職員32名が出席しました。能代山本地域だけでなく、遠方にも関わらず医療圏である青森県深浦町からも参加いただくなど、大人数での会となりました。
今回は久しぶりの開催ということもあり、特定のテーマを設けず、当院の整形外科医師・呼吸器外科医師・研修医がそれぞれ演題発表を行いました。まず、整形外科からは『椎間板内酵素注入療法について』と題した治療法に関する演題、次に、呼吸器外科からは『呼吸器外科手術の現状 ~肺癌診療を中心に~』と題した診療に関する演題、そして、研修医からは『広範な皮下出血で早期に紹介され治療が奏功した後天性血友病A』と題した血液内科疾患の事例に関する演題が発表されました。
発表後は意見交換の時間を設け、普段は書面上のやり取りがほとんどである医療機関と直接顔を合わせました。より一層の連携を図るために、双方の意識を再確認することができる貴重な機会となりました。出席者からは「また次回も参加したい」との声も多くあり、盛況のうちに終えることができました。
今後も顔の見える関係構築や、よりスムーズな地域医療連携の構築に繋がるような取り組みを継続して行っていきたいと思います。
(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 淡路明美)