「サイバー攻撃に対するBCP対応訓練」
秋田県厚生連 能代厚生医療センター
近年、サイバー攻撃は増加しており、その脅威は医療機関においても例外ではありません。当院では、初めての試みとして、電子カルテシステムがサイバー攻撃により使用できなくなった場合を想定した事業継続計画(BCP)対応訓練を行いました。
訓練では、シナリオとサイバー攻撃対応フローチャートの読み合わせを行い、対応の手順や問題点などを確認し合いながら、連絡体制や患者対応、人的配置などに対する確認・検討を行いました。最後に秋田県警察本部の方から、訓練の講評とサイバー犯罪対策に関する講演をしていただきました。
万が一被害を受けた場合には、病院内のスタッフ一人ひとりが、しっかりと状況を把握して行動する必要があります。当院では今後も継続してサイバーセキュリティに関する教育・トレーニングを実施し、セキュリティ意識の向上に努めてまいります。
(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 淡路 明美)