会員ニュース

看護部役職研修の開催「心理的安全性を学ぼう」

秋田県厚生連 湖東厚生病院

当院看護部では、安心して働き続けられる職場環境を作るため、看護部の役職員を対象として「心理的安全性のある職場環境にするためには」をテーマに研修会を開催しました。

心理的安全性とは、気兼ねなく安心して自分の意見や考えを言える状態を、個々ではなくチーム全体が共有していることをいいます。心理的安全性が高いチームは離職率が低く、多様なアイデアをうまく利用することができ、収益性も高くなると言われています。

研修会は4~5人ずつのテーブルに分かれ、メンバーを入れ替えながら話し合うワールドカフェ形式で、心理的安全性のある職場環境にするために役職員として自身ができることを話し合いました。

コロナ禍もあり久しぶりのワールドカフェでしたが、各テーブルでは活発に意見交換が行われました。笑顔で明るい声であいさつをするといった基本的なことから、話しやすい態度で相手の話を傾聴し意見を否定しない、協調性を持ち協力し合う、同じ目標を持ち目的に向かって話し合うなどの意見が出され、自発的な行動や目標達成に向けた姿勢について共有しました。

心理的安全性が高い時は、①ポジティブな発言が多い、②失敗や問題についても話す機会が多い、③職場に笑いとユーモアがあるという3つのサインが見られるとされています。

職員が安心して働けることが、患者さんへ安全で良質な医療を提供することにも繋がると思いますので、3つのサインが見られるような職場環境作りに努めてまいります。

研修会の様子

(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 斎藤 美翔)