入院支援室が新しくなりました
秋田県厚生連 秋田厚生医療センター
4月に、入院支援室を整備しました。入院支援室とは、入院が決定した予約入院(緊急入院を除く)の患者さんに対し看護師が説明を行う場所です。パーテーションを設置し、周りを気にせず、より安心して患者さんがお話できる環境を整えました。
入院支援は、入院の必要性を充分に理解することが出来なかったり、さまざまな不安を抱えたまま入院となることが無いようにするため、近年多くの総合病院で導入されています。現在、当院では3名の看護師で支援を行っています。
入院が決定すると、外来の診察終了後に入院支援室へお越しいただき、入院中の生活や治療等について入院案内やクリニカルパス※に沿って説明します。一般的な入院生活などの内容に加え、患者さんの個別性に配慮し、患者さんやご家族の不安をお伺いします。お聞きした内容によって院内の専門分野の職種と連携を取り、その場で対応します。直接患者さんとお話しすることで、外来診察時に主治医に話せなかったことや、聞けなかったことを打ち明けられる患者さんもいます。
健康であることが一番大切ですが、入院が決まった際に不安なことがありましたらお申し出下さるようご案内しています。今後も、患者さんが安心して治療に臨むことができ、よりよい生活を送る支援が出来るように努めてまいります。
※クリニカルパス…病気の治療や検査に対して、標準化された患者さんのスケジュールを表にまとめたもの。クリニカルパスが作成されていない病気や検査の場合はお渡ししないこともあります。
(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 三浦由佳)