第36回尾道総合病院ICLS講習会を開催しました
広島県厚生連 尾道総合病院
5月27日(金)、第36回尾道総合病院ICLS講習会を開催しました。
ICLSとはImmediate Cardiac Life Supportの略で、日本語では「突然の心停止に対して直ちに行う救命処置」と言う意味になります。
当講習会は急変時対応における知識・技術の向上や、受講者・インストラクターの育成を目的としており、日本救急医学会の「コース認定」も受けています。
当日は研修医6名の受講生と、看護師・医師7名のインストラクターが参加し、胸骨圧迫、AEDの安全な使用方法、成人・小児のBLS、気道異物の除去等について学びました。午後からはマネキンを使用し、受講生が各役割に分かれて、チーム蘇生のロールプレイングも行いました。
この度の講習会で学んだことを活かし、適切で迅速な対応ができるように日々の業務にあたりたいと思います。
また、心停止直後の処置にはあらゆる医療者がチームの一員として参加し、蘇生を行うことが求められるため、今後も継続して講習会を開催していきたいと思います。
(広島県厚生連 尾道総合病院 総務課 矢野敦史)