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今月のみどころ
▼農協組合長インタビューは、兵庫県・兵庫南農協 中村 良祐 代表理事組合長「魅力ある事業を展開し組合員の加入を促進」です。組合員に農協を使ってもらえないのは魅力がないからだとして、魅力のある事業を展開して、加入、事業利用、運営参加の促進をめざしています。さらに、准組合員を地域農業の応援団と位置づけ、事業利用の促進に貢献してもらっています▼中央大学法学部教授 宮本太郎先生の「孤立・困窮・不安の時代に地域づくりをどう進めるか―協同組合への期待―」(本会厚生連・単協常勤役員・参事会議での講演要旨)は、高齢化社会で広がる孤立・孤独の問題を分析しています。そして、その問題は貧困と密接に結びついていること、日本の社会保障からこぼれる「新しい貧困層」の形成と、それらを支えるセーフティーネットの貧弱さを指摘し、対抗軸として、協同組合が中心となった支え合い、孤独・孤立を防ぎ、元気人口を増やす社会的処方を広げることを挙げています。