2022年12月号(No.537)

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今月のみどころ

▼今月号の院長インタビューは、三重県厚生連 松阪中央総合病院 田端正己病院長の「広いエリアの救命救急とがん治療の拠点へパワーアップ」です。三重県の松阪から東紀州地域までを含む、広いエリアでの病診連携に取り組み、救急とがん手術の拠点として大きく充実を図っている姿を語っていただいています。▼二木教授の医療時評 その207「『かかりつけ医の制度化』が閣議決定されたとの言説は二重に誤っている」では、「骨太の方針2022」で「制度化」が決定されたという論調について、第1の誤り「『制度化』は未決定」「岸田首相も『制度化』とは言っていない」と、第2の誤り「『かかりつけ医機能』は病院も含む」を挙げ説明しています。併せて、既存の「地域包括診療料」等の大幅な拡充で、「かかりつけ医機能」が発揮されると指摘しています。