2022年4月号(No.529)

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今月のみどころ

▼レシャード先生の「アフガニスタンからみた世界と日本(23)ロシアのウクライナ侵攻の謎―世界秩序と大国の勝手な振る舞い―」では、今回のロシアの暴挙に対して強い憤りを表明しつつ、過去を紐解けばロシアやアメリカといった大国が、自国の論理で他国に干渉、軍隊を送り、多くの一般市民を犠牲にし、街を破壊した挙句に、時がたてば自国の都合で出ていき、残されたのは荒廃と地域の不安定化、歴史は繰り返されていると指摘しています。 ▼川妻干将氏の新連載「憲法と地方自治を生かそう 維持できる社会を足もとから 第一回 農業と住民運動と学習を糧に」(隔月12回連載予定)は、著者の尊敬する、宮本憲一先生が述べられている「持続可能な社会」の五つの課題(平和、環境、貧困格差、民主主義、人権)と、憲法と地方自治を縦横織り交ぜながら展開されていきます。