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今月のみどころ
▼今月号から5回連載の、農業 元長野大学非常勤講師 川妻干将氏の「農のある暮らしから 水害と治水を捉えなおす」では、2019年10月の台風19号による千曲川の氾濫、決壊で大きな被害を受けた教訓から、「まさかここでは起こらない」を捨て、日本列島は風水害や地震、それらによる二次災害がどこでも起きる。それを踏まえて大自然と付き合い、そして考えていく必要性を説いています。▼昨年9月号に掲載された「地球と人間の危機―コロナ災禍に向き合う―」の続編。JCA客員研究員 伊藤澄一氏の「コロナ禍のメッセージ―政治と科学、『命』の連携―」は、新型コロナウイルス感染症が拡がったこの1年数か月余りの間、私たちはさまざまな苦難に見舞われてきましたが、そこから得られた教訓や知見が、現在に至っても上手くいかされておらず、特に、政治の責任は重いということを鋭く突いています。