臨床工学技士の連携と業務改善を議論
第22回臨床工学部会通常総会及び第46回臨床工学部会を開催
6月7日(金)に第22回臨床工学部会通常総会および第46回臨床工学部会を会場とオンラインの併用で開催いたしました。当日は14厚生連35名の皆さまにご参加いただきました。
第22回臨床工学部会通常総会では、令和6年度の部会長、副部会長を選出し、役員体制を確立しました。
第46回臨床工学部会では、事務局より令和6年度医療材料償還価格改定による影響と、今後メーカーからの価格改定の見通しが報告され、今年度価格交渉への対応が協議されました。
事例報告では、茨城県厚生連 なめがた地域医療センター 臨床工学部工学技士部長 浅野和志様、土浦協同病院 工学技士副部長 丸岡正則様より、診療技術部門の業務改善プロジェクトの取り組みが報告されました。茨城県厚生連では、2021年に同プロジェクトを発足させ、施設間の実態調査や課題整理を行い、臨床工学技士の新人教育や業務マニュアルの標準化、NPPVマスク等の使用材料の統一などの取り組みを行ってきました。参加者の関心も高く、組織運営方法や今後の業務改善策など議論を深めました。