医薬品安定供給等諸課題の議論を深める
第18回厚生連医薬品全国共同購入委員会薬剤選択部会を開催
7月16日、第18回厚生連医薬品全国共同購入委員会薬剤選択部会をオンライン開催しました。厚生連11病院から11人の薬剤部長や担当薬剤師が参加し、今年度の部会の役員、事務局長を選出し、6月に薬価基準追補収載された品目を中心に、合計4成分の後発品の厚生連推奨メーカーを決定しました。
事務局からは史上初となった中間年改定の影響や、7月2日の医療用医薬品の流通改善に関する懇談会(流改懇)において、厚労省から示された流通改善ガイドラインの改訂案に関して、価格交渉や返品・回収のあり方など、影響の大きい見直し案が示された点を報告しました。続くフリーディスカッションでは、薬剤師確保の取り組みや、医薬品の安定供給などについての各病院の対応や課題点を話し合いました。また外部講演として、せん妄の予防対策について大学病院等での最新事例に基づいたお話を伺い、議論を深めました。