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第10回厚生連放射線科医療機器ライフサイクルコスト会議を開催
11月29日、第10回厚生連放射線科医療機器ライフサイクルコスト会議を開催しました。当日はオンラインにて、60名の皆さまにご参加いただきました。
はじめに特別講演として、早稲田大学医療レギュラトリーサイエンス研究所 早稲田大学名誉教授 工学博士/医学博士 梅津光生氏に、「診療放射線技師と臨床工学技士に期待すること …半世紀の医工連携の経験から学んだこと」と題して、お話しいただきました。梅津氏は、ご自身の半世紀にわたる工学研究・技術者としてのご経験をふまえ、協同し医工連携することや最新の医学・技術動向に接すること、国内外の交流を活発に行うことの重要性を教えてくださいました。
次に、「CTとMRIの採算とLCC損益分岐点について」と題し、文化連技術コンサルタント(株)メディスターより、技術報告を行いました。
続いて事例報告として、愛知県厚生農業協同組合連合会 豊田厚生病院 診療協同部 診療放射線室 椿原隆寿氏より、「JA愛知厚生連における 人財育成教育プロジェクト活動について」と題して、人材育成の取り組みである「ラダープログラム」についてお話しいただきました。
最後に、当会の業務推進部担当部長 佐藤潔より、「医療機器を取り巻く情勢と文化連の取り組み方向 ~「医療機器にかかる共同推進組織」及び「診療放射線技師部会(仮称)」の設置について~」と題して報告を行いました。