地域の介護施設との連携の集い開催
秋田県厚生連 湖東厚生病院
8月29日、「八郎潟町えきまえ交流館はちパル」にて、「令和5年度 地域の介護施設との連携の集い」を開催しました。当院の入院患者さんの多くは高齢者であり、9割以上が70歳以上であることから、介護施設との連携は大変重要となっています。これまで地域の医療機関との集いは開催してきましたが、介護施設との「顔の見える交流の場」はなく、今回初めての開催となりました。
当院は「地域を支え地域の皆様に愛される病院を目指す」ことを基本理念に、「高齢者の生活の質を大切にする暖かい医療」、「介護や福祉と連携しながら積極的な在宅医療の推進」などを基本方針としており、その実現に向けた当院の取組みの紹介と意見交換を行いました。
内科の伊藤善昭医師からは「当院におけるオンライン診療について」、内科の漆畑宗介医長からは「南秋地域のACP(アドバンス・ケア・プランニング)の現状とこれから」、そして、内科の志田青慈診療科長からは「当院における訪問診療について」と題して講演を行いました。また、看護部は、「切れ目のない医療と介護を提供する」をテーマに、宮城正子副院長・看護部長からは「ぷちとら(体験学習会)」、認知症看護認定看護師の大原樹看護副師長からは「出張!かんきょう改善隊」について講演を行いました。いずれの講演も参加者にとっては身近な問題であり、これからの業務に生かせる情報を得る良い機会となりました。
当院は「秋田県で一番高齢者に優しい病院」をキャッチフレーズとしており、今後はさらに介護施設や医療機関等との連携を強化し、地域の皆さんと共に「秋田県で一番高齢者に優しい地域」を目指していきます。
(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 斎藤美翔)