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今月のみどころ
▼農協組合長インタビュー。富山県・福光農協 幅田 浩司 代表理事組合長の「『福光農協一農場』の理念で集落営農を推進」。歴史的に団結心や集落機能が強く、人情に厚い、助け合いの習慣が根付いた地域での、集落営農の実践と、全国的にも珍しい大規模なカントリーエレベーターの集中運用、高稼働率について紹介いただいています▼田代洋一先生「令和4年(2022)年度 食料・農業・農村白書を読む」では、白書の特集と第1~4章を中心に紹介、分析したコメントがされています。白書の第4章「災害からの復旧・復興や防災・減災、国土強靭化等」にふれて、東日本大震災の地震・津波災害、原発事故、大規模自然災害の被災地域から眼を離さないことへの重要性を訴えています。最後の「白書のこれから」のなかでは、新基本法改正に向かう中、白書が何を固有の任務とするのか、それを明確化すべきと指摘しています。