第60回東海四県農村医学会を開催
三重県厚生連
令和5年6月11日(日)、四日市市文化会館において第60回東海四県農村医学会を開催しました。
この学会は、東海四県の農村社会と、地域の医療・保健に関する問題を調査研究し、その解決を図ることを目的に、愛知・静岡・岐阜・三重の四県が持ち回りで開催しています。今回は三重県が開催県となり、三重北医療センターいなべ総合病院の相田直隆院長が学会長を務めました。
本学会も新型コロナウイルスの影響を受け、令和元年の愛知県開催を最後に、1年延期のうえWEB開催となっていましたが、感染状況と5類移行を踏まえ、コロナ禍前より参加人数を縮小し、時間も短縮した形で開催しました。
今回の学会はテーマを「地域医療と高齢者医療」~持続可能な地域医療の実現に向けて~とし、三重県病院協会理事長の竹田寛先生による「地域医療を活性化するために」と題した特別講演、各県の地域医療に関するさまざまな取組みにかかる事例発表と総合討論が行われました。
この学会を通じ、厚生連病院がコロナ禍のなか地域において果たしてきた役割、また各病院の創意工夫をこらした取り組みについて再確認できた学会となりました。
次回は令和6年6月に愛知県で開催されます。
(三重県厚生連 管理部 教来石信彦)