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モンゴル医師団 水戸協同病院視察

茨城県厚生連 水戸協同病院

1月17日、JA茨城県厚生連が運営する水戸協同病院に、モンゴルの医師団が視察に訪れました。これは、国立研究開発法人 国立国際医療研究センター国際医療局が協力するプロジェクト「モンゴル地域における保健人材育成」事業の一環で、医師の十分な臨床研修制度が整備されていないモンゴルにおいて、日本における同制度を参考にし、自国の体制を強化することが目的です。

医師団は、小林裕幸副院長から水戸協同病院の教育内容の紹介を受け、定期に開催されているカンファレンス(患者に関する情報を研修医が報告し、よりよい医療を提供するための協議)に参加。また、現場となる病棟や外来で実際に電子カルテを使用し、研修医の診療の流れについての説明を受けました。

一連のスケジュールを終え、小林裕幸副院長は「モンゴルにおける臨床研修制度の発展に少しでも貢献できれば幸いである」と話し、医師団を引率した国際医療局の井上信明医師は「制度の確立に向け、今回の視察は非常に有益なものとなった」と感謝の気持ちを述べ、病院を後にしました。

この模様は、「YouTube」の「JAグループ茨城」チャンネルにて動画を公開しております。是非、ご視聴下さい。

視察に訪れたモンゴルの医師団
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(茨城県厚生連 総務部 広報担当 酒井一彦)