会議・研修

食料危機で食料安全保障の重要性浮き彫りに

会員単協常勤役員・参事会議を開催

2月3日(金)、令和4年度第2回会員単協常勤役員・参事会議と第13回会員単協経営対策研究会をオンライン併用で開催し、17会員から27名が参加しました。

文化連からは、医療・福祉をめぐる情勢および令和3年度会員単協決算分析などについて報告し、出席した会員単協からの取り組み報告を交え、意見交換を行いました。

特別講演では、農林中金総合研究所理事研究員の阮蔚(ルアン・ウエイ)氏より「世界食料危機―重層化するリスクにどう立ち向かう―」と題してお話しされました。ウクライナ戦争によって世界食糧危機とも呼べる事態に陥っており、アフリカでは飢餓リスクが高まるなど、穀物供給が過剰な時代は終焉したことなどを指摘し、各国の食料安全保障強化の課題や、日本農業の役割についてご提言いただきました。