会議・研修

厳しい情勢の中での妥結方針、購入対策を協議

第24回厚生連医薬品全国共同購入委員会を開催

9月9日、第24回厚生連医薬品全国共同購入委員会をオンライン開催しました。令和4年度の医薬品共同購入の価格交渉の途中経過が報告され、年度上期分の妥結に向けた詰めの協議と下期の方針が話し合われました。

コロナ禍の元、各施設とも患者対応や感染対策に追われ、医療供給体制のキャパシティを超える中での大変厳しい購入対策を余儀なくされています。一方で今年度の薬価改定は直近10年では2番目に大規模な引き下げ幅であり、奮闘している医療機関に対して追い打ちとなっています。

委員会ではこうした情勢の分析や価格交渉の進捗を受けて、上期交渉の妥結方針と下期の取り組みが確認されました。加えて、経済効果が大きいBS(バイオシミラー)製剤への切替や、物流対策として、検収作業の時間短縮につながるパッケージ納品や在庫管理改善につながるサービスの利用が拡大していることも紹介されました。