大阪府への看護師派遣
三重県厚生連 鈴鹿中央総合病院
鈴鹿中央総合病院(森 拓也院長)では政府の要請を受け、オミクロン株による急激な感染拡大により医療体制が逼迫している大阪府への支援を行うため、臨時の医療施設へ看護師2名を派遣しました。派遣期間は、2月21日から3月6日まで、および3月7日から3月20日までの期間にそれぞれ1名ずつ派遣を行いました。2名は臨時の医療施設で中等症Ⅰ以下の患者の看護にあたり、夜勤も行いました。
森 拓也院長は「逼迫した医療の中で役に立ちたいという前向きな気持ちを持ってくれる職員に感謝します。県外の異なったCOVID-19医療状況を実体感することは大きな経験です。今後の感染症対策に役立ててもらいたい。」と労いました。
派遣された職員は「感染管理に興味があり、臨時医療施設の感染対策を経験し、学びに繋げたいという思いで臨みました。現地では、派遣された日より患者様の受け入れが開始となり、決まっていないことも多く、また臨時施設のため必要物品や薬品も少なく大変でした。しかし、意見を出し合い協力しながら立ち上げを行うことは、学びも多く良い経験になりました」と感想を述べました。
(三重県厚生連 管理部 教来石信彦)