会議・研修

診療情報管理士の質の向上を目指して

第8回厚生連診療情報管理士研究会を開催

11月12日、第8回厚生連診療情報管理士研究会をオンライン開催し、11厚生連25病院から、診療情報管理業務に関わる事務職員32名が参加しました。東北大学大学院医療管理学分野教授 藤森研司先生より「医療制度、診療報酬改定のトピックス」と題して講演をいただき、看護必要度の計算項目変更が予想されることなど、来年度の診療報酬改定のポイントを学習しました。

コーディングに困った症例のコーナーでは、事前に参加者からコーディングの判断に困った症例を提示いただき、藤森先生からは保険診療を審査する立場から、返戻対象になる症状詳記を具体的に示して頂きました。続くグループディスカッションでは、1.様式1の作成、2.レセプトと退院サマリの作成、3.経営資料・病院指標作成についての課題を参加者間で議論しました。

参加者からは「保険請求事務は裏方の仕事ではあるが、病院経営にとっては生命線なので、法律に則った正しいコーディング行うことを改めて自覚していきたい。」「全国の同じ仕事をする仲間と情報交換ができてとてもよかった。」といった声が寄せられました。

本研究会は全国厚生農業協同組合連合会との共催で実施しました。

>>第8回厚生連診療情報管理士研究会開催案内