会議・研修

令和4年度診療報酬改定に向けて

第69回厚生連常勤役員・参事会議を開催

10月13日、第69回厚生連常勤役員・参事会議をオンラインで開催し、20厚生連から33名が参加しました。

文化連からは、令和3年度業務推進状況およびコロナ対策の取り組み報告や、「医療におけるAIを中心としたDXの現状」として、最新の情報通信技術の医療現場への活用についての情報提供を行ない、意見交換を行ないました。

特別講演では、財務省主計局主計官の一松旬氏から「令和4年度診療報酬改定に向けて」と題し、今後の診療報酬改定と医療提供体制の改革の考え方についてご講演をいただきました(事前収録)。令和4年度診療報酬改定にあたって、財務省では「医療提供体制の改革なくして診療報酬改定なし」(財政審建議)との考えを表明し、コロナ禍を通じた医療機関の役割分担や連携体制の強化など効率的で質の高い医療提供体制の整備の課題や、財源配分や報酬体系の見直し等が述べられました。講演ではこうした考え方や、新型コロナに対応した医療機関への診療報酬や補助金の支援のあり方についてもお話をいただきました。

意見交換の様子
財務省一松主計官の特別講演