臨床工学技士へのタスクシフト/シェアについて知見を深める
第39回臨床工学部会・第4回医療機器安全管理部局会議を開催
10月8日(金)に第39回臨床工学部会・第4回医療機器安全管理部局会議を開催いたしました。当日はオンラインにて11厚生連から39名の皆さまにご参加いただきました。
特別講演では、日本臨床工学技士連盟理事長・公益社団法人日本臨床工学技士会常任理事、東都大学幕張ヒューマンケア学部臨床工学科 助教の肥田泰幸様より、『臨床工学技士法の改正とそれに関わる業務について』と題してご講演いただきました。現在、医師やコメディカルに対して、タスクシフトやシェア(働き方改革)の流れが加速している状況があります。臨床工学技士についても令和3年7月に臨床工学技士法が改正され、業務範囲が広がったことを踏まえ、医師の働き方改革やタスクシフト・タスクシェアの推進や、関連した最新のトピックスを交えてお話を頂きました。肥田様は以前、山口県厚生連 長門総合病院の臨床工学技士技師長としてお勤めになられていたこともあり、質疑では現役の技士の方々と旧交を温める場面もありました。
また、本会事務局より、2021年度の現時点での医療材料の見積結果やコロナ禍における医療材料の供給状況等について報告いたしました。