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JAグループ茨城で職域接種を実施

茨城県厚生連

JAグループ茨城では、7月10日から新型コロナウイルスワクチンの職域接種を開始しました。ワクチンは政府から支給されたモデルナ社製を使用、日程は1回目の接種が7月10日から8月6日まで、2回目の接種が8月7日から9月3日まで、延べ36日間で行う予定です。JAグループ(JA、連合会、子会社、関係団体)に勤務する常勤役職員のうち、接種を希望する方約4300人(茨城県の人口の約0.15%)を対象とし、渉外や窓口担当者など人と接触する機会が多い方を優先して接種を行っています。

会場運営は各連合会の職員で結成されたワクチン接種チームが当たり、本会からは医師、看護師、薬剤師、事務員が参加しています。

実施にあたっては、6月に開催された県内JAの組合長会議にて意思決定、その後直ぐに中央会が申請書を提出し、7月からの開始へと非常に早い行程で実施に至りました。

その理由として、茨城県はJAグループの各連合会が一つの会館に集約されており調整がスムーズであったことに加え、本会は理事長、副理事長が医師であること、看護統轄管理部を有しており、接種を行う看護師が確保されていたこと、更に、ワクチンの管理等において薬剤師である薬剤担当部長が本所に在籍していることが、今回の職域接種の体制整備への迅速な対応に繋がりました。

初日となった7月10日は、水戸市の県JA会館4階大会議室にて、午後1時から各連合会職員約180人への先行接種となりました。1クール90人分を接種時間帯で分け、医師の診察を2レーン、看護師の接種を3レーン体制で臨み、2クール合わせて2時間半でスムーズに終えることができました。

今回の職域接種について、本会の酒井義法代表理事理事長は「厚生連もJAグループの一員として地域のワクチン接種に貢献し、組合員や地域の皆さんが安心してJAを利用して頂けるよう尽力していきたい」と話しました。

接種の様子

(茨城県厚生連 総務部 広報担当 酒井一彦)