令和3年度 第1回 看護部ファシリテーター育成研修 開催
長野県厚生連
JA長野厚生連は6月17日、看護部研修として「第1回ファシリテーター育成研修会」をWebで開催しました。この研修会は、JA長野厚生連各事業所の看護部教育を担う管理職または、教育担当者の役割を持つ職員を対象に、対話のプロセスを通して自分なりの考え方を学び取るアクティブラーニングを活用した研修で、29名が参加しました。
これまで集合研修で実施していましたが、COVID-19 感染拡大状況を鑑み、昨年度より全てWeb研修での対応としています。講師は(株)ビジネスブレーン代表取締役の永井則子先生にお願いし、事前学習も全てWebコンテンツを用いて行い、年間を通じて3回(6月・9月・1月)のシリーズ研修として計画しています。ファシリテーターとは,
「会議、ミーティング等の場で、発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入し、合意形成や相互理解をサポートする」役割の人を指します。
環境変化に強い組織人を作るには、学習する能力と、学習したことを取り入れてすばやく行動に移す能力が重要とされており、それは体験学習による成長が不可欠です。Web研修でこのようなアクティブラーニングが可能か懸念もありましたが、Zoomのブレイクアウト機能を用いたグループミーティング、Googleコンテンツを用いたグループ作業など、操作に慣れないながらも、密度の高い研修となっています。
この研修を機に、さまざまなWebコンテンツに慣れることも、今後の時代に即した学びにつながるものと感じています。
研修者は今回の研修を終え、事後課題として実践に取り組んでいきます。今後の課題取り組みや研修を重ねる中で、参加者の成長を期待しています。
(長野県厚生連 業務部 業務施設課 山岸 愛)