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救命救急センターの開所式

三重県厚生連 松阪中央総合病院

9月30日、松阪中央総合病院(田端正己院長)において救命救急センターの開所式を執り行いました。本センターは三重県内で5番目の指定であり、10月1日より運用を開始しています。救命救急センター長には、三重DMAT・SCU連絡協議会の会長として、県内の災害対応における重要な役割を担っている谷口健太郎救急科部長が就任しました。

式典には、三重県、松阪市、医師会、三重大学などの代表者計7名を来賓としてお招きし、本会からは谷口俊二経営管理委員会会長、新貝春紀代表理事理事長、田端正己院長をはじめとする約70名が出席しました。来賓からは、新しい救命救急センターに対する期待の言葉が寄せられました。

式典ではテープカットセレモニーが実施され、新たに導入された高規格搬送型ドクターカーが披露されました。式典後には、松阪地区広域消防組合とのドクターカー合同訓練が行われ、交通事故による多数の傷病者の救出を想定した活動が展開されました。この訓練には、当院のラピッドカー、高規格搬送型ドクターカー、消防の救急車の3台が連携し、救助活動にあたりました。

田端院長は「松阪地区や東紀州、周辺地域の最後の砦となりたい」と述べ、救急医療の充実に対する強い意志を示しました。

テープカットセレモニー
ドクターカー合同訓練

(三重県厚生連 松阪中央総合病院 事務部 奥田聖貴)