会員ニュース

2024年度 フレッシュ看護・介護職員研修会を開催しました

長野県厚生連

JA長野厚生連は、8月8日にフレッシュ看護・介護職員研修会をJA長野県ビルで開催しました。この研修会は、勤続2~4年目の看護・介護職員を対象とし、日々のコミュニケーションの在り方を学ぶこと、また、これまでの看護・介護について内省し、これからの看護・介護実践に生かすことを目的としています。今年度は、同研修を3回開催(各回30名定員)し、総勢90名が参加します。

午前の部は、清泉女学院短期大学幼児教育科教授の塚原成幸先生をお招きし、「ユーモアコミュニケーションのすすめ」について学びました。人間関係を豊かにするために欠かすことのできないコミュニケーションの在り方について、楽しいゲームを通じて、自然に笑顔になる関わりの大切さと難しさを体験しました。

午後の部にはファシリテーターが加わり、「これまでに印象に残った看護・介護体験」について事前にまとめてきた事例をグループで発表し、リフレクションを行いました。省察とフィードバックによって、より価値のある経験へと広がり、看護・介護のやりがいを再確認できました。

最後に「これから看護師として大切にしていきたいこと」をグループでまとめ、発表しました。キーワードとして「コミュニケーション」「笑顔」「寄り添う」「自己研さん」などが挙がりました。これまでの多彩な経験を言語化し、共有・ディスカッションすることで、多くの気づきにつながり、学びに変わる良い機会となりました。

参加者からは、「コミュニケーションの技術について初めて知るようなことがたくさんあり、学びになった」「今後の看護に生かせるような意見交換ができて良かった」「他の方々の話を通して新たに気づくことがたくさんあり、良い学びになった」など、有意義な研修であったという声が多く聞かれました。

JA長野厚生連では、これからを担う若い力を、より良い医療につなげていけるよう、全面的にバックアップしていきます。

ユーモアコミュニケーションのすすめ
グループ発表

(長野県厚生連 事業推進部 業務施設課 山岸 愛)