2024年度 幹部看護・介護職員育成研修会を開催しました
長野県厚生連
JA長野厚生連は、6月26日~28日の3日間、「幹部看護・介護職員育成研修会」をJA長野県ビルで開催し、30名が参加しました。この研修会は、JA長野厚生連の看護・介護の次世代を担うリーダー育成を目的とし、各事業所から推薦された幹部候補の職員を対象に開催しています。近年は新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン開催としていましたが、今年度は5年ぶりに集合での開催となりました。
ワークショップ形式で行う本研修は、主題を「新人教育」とし「新人をどのような看護・介護職員に育てたいか」というテーマについて、グループ毎に熱い議論を交わしながら、新人教育に関するテーマを決定し、それに沿う目標を立て、達成するための方略や評価の手法について考えました。各セッションの全体発表では、ディレクターやタスクフォースからの助言や参加者からの質問等、活発な意見交換がされました。
また研修中は、日本農村医学研究所の栁澤和也主任研究員による「体のメンテナンスについて」の講演もあり、日常生活のなかに取り入れられる簡単なストレッチなどを実践し、リフレッシュの時間となりました。
研修の運営に携わるディレクター・タスクフォースの方々には、参加者が研修にスムーズに参加できるよう、当日を迎えるまで何度も打合わせを重ね、周到な準備をしていただきました。参加者からは「新人の教育過程において、順番に講義、グループワーク、発表と進むことで一つひとつ理解しながら進められた」「タスクフォースの方々に的確なアドバイスをいただき考え方の修正ができた」「久しぶりに対面で研修が受けられて、仲間と共に苦楽を味わえたことが何より貴重な経験だった」など、有意義な研修であったという声が多く聞かれました。
参加者は、研修で学んだ知識・スキルを活かし、それぞれの職場での課題を抽出し、1年を通して改革に取り組みます。この研修を通じて、次世代リーダーへの成長を期待しています。
(長野県厚生連 事業推進部 業務施設課 山岸 愛)