ヘリコプター受け入れ訓練を実施しました
広島県厚生連 広島総合病院
JA広島総合病院では、3月に竣工を迎えた南棟の屋上にヘリポートを設置しました。このヘリポートは廿日市市では初の設置となり、8ｔまでのヘリコプターの離着陸が可能で、救命救急はもちろん災害時の活用も大いに期待できます。
この度、6月のヘリポート運用開始に先立って、廿日市市消防本部と共同でヘリコプターの受け入れ訓練を実施いたしました。訓練ではシナリオに基づき、広島県ドクターヘリ、広島市消防ヘリ、広島県防災ヘリの3機を順次受け入れ、受け入れマニュアルの検証や音や風の影響を確認しました。
訓練当日はドクターヘリも市消防ヘリも出動中であり、当院においても訓練中に救急車の受け入れがあり、ヘリコプターの有用性や機動性を感じながらの実践的な訓練となりました。最終的には、無事に3機の受け入れを完了することができました。
今後は訓練の結果を検証し、より効率的な受入フローを確立するとともに、院内の患者様にとっても安全な運用の検討や地域住民の理解が深まるような取り組みを進めていければと思います。
（広島県厚生連 広島総合病院 総務課 丹下博紀）