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共に進もう地域医療~高齢化社会を地域で支えるために~「第62回農村における健康を考える集い」

秋田県厚生連

11月3日、潟上市の「トレイクかたがみ」において「第62回農村における健康を考える集い」を開催し、約130名に来場いただき、盛会のうちに終えることができました。

この集いは、秋田県種苗交換会行事の一環として、秋田県農協中央会、秋田県厚生連、一般財団法人秋田県農村医学会の共催で昭和35年から開催しています。

今年は、湖東厚生病院が担当病院となり、「共に進もう地域医療~高齢化社会を地域で支えるために~」をテーマに実施しました。

第一部では、湖東厚生病院の4名の専門医等が『地域医療への取り組み』について講演を行いました。内科の漆畑宗介医師は「最後まで自分らしく暮らすために~人生会議について~」、内科の伊藤善昭医師は「オンライン診療の実際~介護施設との連携~」、添野俊彦言語聴覚士は「食べる喜びを~介助者とできる誤嚥性肺炎の予防~」、消化器内科の石井元医師は「消化器がんから家族を守るために」、というテーマで講演し、地域医療が果たす役割の重要性を知る良い機会になりました。

第二部の特別講演では、秋田大学大学院医学系研究科 脳神経外科学講座の清水宏明教授をお迎えし、「よくある脳や頭の症状:こんなときどうします?」と題してご講演いただきました。脳卒中や認知症について、また頭が痛いときのチェックポイント・対処法を、症例を挙げながら分かりやすくご説明いただき、医療関係者や地域住民の方々が熱心に聴講していました。

ご参加いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。次回は鹿角市での開催を予定しております。

第62回農村における健康を考える集い

(秋田県厚生連 総務人事部 総務広報課 淡路明美)